2019年03月15日  

ぼっちゃん

こんにちは。
院長の西原です。
昨日、病院で介護生活を送っていたぼっちゃんが永眠しました。
ぼっちゃんは、東日本大震災の時に、dogwood(のちはJASA、日本動物支援協会)でお預かりしていた被災犬です。
震災後もずっとdogwoodで生活していたのですが、かなり高齢のため、状態が悪くなってからは、森のいぬねこ病院で介護生活を送っていました。
さらには、昨年の秋頃からは寝たきりになり、なんとか食欲は保ってくれていたので、スタッフの懸命な介護によって穏やかな生活を続けていたのですが、残念ながら昨日、息を引き取りました。
ぼっちゃんは年齢が不明なのですが、かなりの高齢でした。
また、一般的にはワンちゃんが寝たきりになると、そこからの余命はあまり長くないのですが、ぼっちゃんは半年近くも過ごしました。
ここ数日は、やや食欲が落ちていましたが、それでもいつもと同じように、穏やかに過ごしていました。
震災以降、ぼっちゃんをお世話してくださった方々、気にかけてくださった方々、皆様ありがとうございました。
皆様のおかげで大往生だと思います。
ぼっちゃんのご冥福をお祈りします。

©森のいぬねこ病院