こんにちは!芋沢院の榎原です☀️
手のひび割れが痛くて
手洗いがしたくありません。。
なるべく手袋で手を守るようにします😭
今回はまたシリーズです!
膵炎が代表的な病気の、
膵臓についてお話ししていこうと思います💡
膵臓って?
膵臓とは、お腹にある臓器で
消化と血糖値の調節に関係しています。
場所と消化器系としてのはたらき
膵臓は胃と小腸に並んで存在しています。
膵臓はリパーゼやアミラーゼ、トリプシンといった
消化酵素を作り出し、
膵臓から出る管(膵管)を通して小腸へと送り出します。
消化酵素とは、炭水化物やタンパク質、脂肪を
効率よく分解し・吸収できるようにするための
物質です。
この消化酵素は非常に強力なものなので、
普段は働かないように、膵臓の細胞の中で前駆体という形で眠っています。
食べ物が入ってくると、その刺激により
消化酵素が小腸へと放出され、
腸管内の他の物質の働きにより、働ける形(活性型)となります。
そうしないとこの強力なものを貯めておく膵臓自体が
分解されてしまうからです。
血糖値調節のためのホルモン分泌のはたらき
膵臓には、血管がはしっていて、膵臓自体を
養う栄養が送られますが、
膵臓はこの送られてくる血液中に含まれる
血糖値の量を感知して、
血糖値の過剰や異常現象を防ぐための
ホルモン分泌を行う働きがあります。
皆さんご存知、有名な
血糖値を下げる
インスリン
と
血糖値を上げる
グルカゴン
です。
さらにこのほかに色々なホルモンの分泌を調節する働きを持つ
ソマトスタチンというものもあります。
こちらはあんまり有名ではないですね(笑)
これらは血糖値を適切な状態に保つために常に分泌されており、
インスリンは特に食後に多く分泌されています。
血糖は脳の働きを保つための非常に重要なエネルギー源ですので
このようなホルモンにより、厳密な調節がされています。
まとめ
・膵臓は胃と小腸のそばにある
・消化酵素を作り、分泌する
・血糖調節のためのホルモンを作り、分泌する
今回は膵臓という臓器について
まずは紹介をしました!
次回以降は、膵炎や糖尿病
といった、膵臓に関連した病気について順番に説明していきます!