スタッフブログ

2019年01月09日  

投稿者:榎原陸

移植同源その2 最適なご飯とは?

みなさんこんにちは^^

 

写真は、私の実家で姪っ子の誕生日に

姉が作っていたものです笑

こっそり使わせてもらいました!

 

前回のブログの続きです!

必要な栄養を把握し、食材を厳選し、

その次に体調や体質に合わせ食材を変化させる。

そうすることで健康は維持できるのでしょうか?

 

私の現在での結論です!

 


体は食べ物以外でも変化する

いくら食事に気を使っていても

季節の変化や、生活の中で

体は嫌でも体調を変化させます。

例えば、冬は寒くなり水を多く取らなくなるため

体温を維持するため排尿は回数が減り、

濃い尿を一回で出すようになります。

逆に暑くなれば体温が上がるので犬ではパンティングを

したり、冷たい水を好んで飲むようになります。

 

すると、たとえば豆乳や大豆製品が好きな人は

普段はヘルシーでいいのですが

冬になると尿の中で結石ができるリスクが高まります

(大豆の中のシュウ酸やマグネシウムが石の材料となる)

また、かぼちゃや鶏肉など、

体を温める作用のあるものは夏に単独で食べ続けるのはキツイでしょう。

(最近はエアコンなどもあるので冷やすものばかりというのも良くないですが)

 

 


どうすればよいのか?

では、結局何が大事なのよ!

ってところですがこれまで書いたことを踏まえていけば

どうすればいいか見えてきます!

①食事の栄養素を知る

②食材を選択する

③選択した食材を過信しない。柔軟性を持つ

④体調の変化に合わせて変化させる


 

榎原がたどり着いた考えはこれでした。

言葉にすれば簡単ですが

ほとんどの方は②までできても

なかなか③、④とできないのではないでしょうか。

特に、ワンちゃんでは同じドッグフードをもって

この子にはこれがいい!

と信じ、与え続ける方が多いため

なかなか見直す機会もありません。

 

食事に絶対の正解はありません!

健康診断やワンちゃんの体質を考慮して、

季節の野菜をおやつとして与えたり、

体質に合わなくなったドッグフードを与え続けないよう

注意していただければと思います!

 

 

  • 最後に

今回の記事は、特定のフードが良いとか

ドッグフードあるいは手作り食どちらかが優れているか

という内容ではございません^^

また、安易な手作り食への変更、急激なフードの変更も

健康を損ねる場合があります。

健康相談や食事内容について具体的なお話をお聞きしたい方は

どうぞご気軽に病院スタッフにお尋ねくださいね!

 

 

©森のいぬねこ病院