スタッフブログ

投稿者:榎原陸

椎間板ヘルニアかも?でも、決めつけないで!

おはようございます!

こんにちは!森のいぬねこ病院 芋沢で

副院長を努めております

榎原 陸(えのはら あつし)

です!(イメージカラーは赤)

 

芋沢では、院長先生仕込みの

皮膚科椎間板ヘルニアなどの

神経疾患をはじめとして

消化器内科循環器内科を得意として

診療に当たらせていただいています。

 

 

総合診療科医として活躍する

ことを目標として、

日々勉強しておりますので

他の診療科のこともどうぞ

気軽にご相談くださいね(*^^*)

 

さて、今回はそんな中から、

椎間板ヘルニア(?)

についてお話させていただきたいと思います!

 

森のいぬねこ病院では、

西原院長先生が

椎間板ヘルニアの手術を得意としているため

椎間板ヘルニアの手術ができる病院!

として有名なのではないかと思います。

 

実際、他院で椎間板ヘルニアです.

と診断された方が、セカンドオピニオンとして

よく来院されます。

 

来院された患者様いわく、

「数日前に急に足が立たなくなって、

元気も食欲もないの。。

触ると怒るし、近所の病院に見てもらったら、

椎間板ヘルニアかな?って言われたんですが、

手術はできないと言われて、

こちらでは手術してくださいますか?」


はい。手術は可能です!

 

でも、

ちょっと待ってください。

 

それって本当に椎間板ヘルニアですか??

 

患者さんのお話や症状をお聞きする限り、

確かに椎間板ヘルニアは、

鑑別疾患リスト(疑わしい病気のリスト)の

上位に挙がります。

 

しかし、

それ以外の病気の可能性

も十分に考えられますので、

すぐに手術!とはなりません。

 

実際に、2017年4月から2018年6月までに、

当院に後ろ足の麻痺や痛みを訴えて

受診された患者さんをまとめてみると、

 

椎間板ヘルニアであった子は

48頭中34頭(72.9%)

 

さらにその中で手術が必要であった子は

34頭中5頭のみ

でした。

 

私が注目したいのは

そのうちの14頭、

椎間板ヘルニア

ではなかった子たちです

 

先程の問診のように、年に数頭ですが、

突然後肢の麻痺を起こし、他院さんで受診され、

椎間板ヘルニアかな?といらっしゃる方がいます。

しかしその中にも30%は全く違う病気で、

手術が必要でない

それどころか手術が全く無意味な方も存在します。

 

そのため、私が診察に当たらせていただくときには

必ず、もう一度詳しく、

発症時から現在までの状態を

お聞きするようにしています。

また、椎間板ヘルニアは

・なりやすい犬種や年齢

・性格や体格の問題、

・特徴的な検査所見

というものがあるので、それらを加味した上で、

診断を行なっていきます。

 

確かな治療のためには確かな診断が必要です!

麻痺やふらつきでお困りの方は相談だけでも

大歓迎ですのでぜひ一度お話を聞かせてください!

 

・・・ちなみに残念ながら手術が必要であった

子たちも元気に歩けるように院長はもちろん、

私も手術の腕を磨いております。

安心してお任せいただけるよう、日々努力です。

 

以上、少し長くなりましたが

獣医師の榎原がお送りいたしましたーー(^^)/

 

 

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