こんにちは!芋沢院の榎原です☀️
4月からダイエットに励んで6kg痩せましたが
最近調子に乗っておやつ制限を軽くして
体重が停滞しているおろか者です←
筋トレは続けているので肥大しています笑
さて、全然関係ない話から始まりましたが
本日は意外と書いていなかった?と思うので
動物を飼い始めたらやっていくこと、
私がオススメする0歳から3歳までの過ごし方
について記事にしてみようと思います!
例の如く,長くなるので連載です笑
動物を飼い始める
動物の飼うきっかけは色々あるかと思います。
犬であれば多い順で
- ペットショップでの購入
- ブリーダーからの購入
- 保護犬の譲渡
- 知り合いからの購入・譲渡
- 野良・迷い犬の保護
猫であれば
- 保護猫の譲渡
- 野良猫の保護
- 知り合いからの譲渡
- ショップからの購入
- ブリーダーからの直接購入
が一般的なパターンでしょうか
今回は、主に0歳齢、特に2〜4ヶ月齢の子を
お家に迎えた場合を想定して
解説を開始したいと思います。
飼い始めたら最初にすること
なんだと思いますか?
そう、名前をつけてあげましょうね笑
…それは冗談として(
まずはおうちの環境を整え、慣れさせてあげましょう。
当然ですが、お家に迎えてあげた子は
これまで育ってきた環境とは
いきなり全然違う環境に放り込まれることになります。
不安や恐怖、好奇心や興奮で
落ち着かないと思います。
そのため迎え入れてから1週間くらいは、
本人の様子をよく観察し、
生活のリズムが整うまで
病院やおでかけに連れて行ったりは極力しないでください。
保護した子や、様子がおかしい場合
もちろん、食欲がなかったり、
保護した直後で感染症や状態のチェックを必要とする場合は
別です!
まずは病院でのチェック→それから自宅での慣らし期間
という流れが良いと思います。
必要であれば検査や治療について、獣医師の指示を受けましょう。
おうちの環境-必要な準備-
当然ですが、犬猫で準備することは違います。
現在はSNSや他のブログでも簡単に情報が手に入る
時代になりましたし、
いろいろな本も出ています。
より詳しい内容は書籍の方を参考にしていただければと思いますが、
このブログでも簡単に説明しておきます。
犬の場合
まずは必要な物品の用意です
- 食器(陶器やステンレス製のものが望ましい)
- サークルやゲージなど、安全を確保できる空間
- 移動用のキャリーケース
- トイレ
- 子犬期用の食事
- おもちゃ(細かくないもの、容易に千切れたりこわれたりしないもの)
- しつけ用のおやつ、おもちゃ
このあたりは最初からあると良いでしょう。
また成長するにしたがって、
- 歯ブラシなどデンタルケア用品
- お散歩用のリードや首輪・胴輪
などを用意していきましょう!
各アイテムを選ぶ際のポイント!
ここからはある意味獣医師目線のお願いになります笑
絶対こうじゃなきゃだめ!という教科書的ルールではないので、
迷っている方のご参考になれば幸いです!
●サークルやゲージ、キャリーについて
なかには用意されていない方もおられると思いますが、
子犬から飼い始めたのであれば、是非
ゲージ内で眠れるくらい安心できるよう
ゲージやサークルに慣れさせてあげてください!
なぜならば、
ホテルを利用した際や病院での入院
万が一の被災時など
様々なシーンでゲージ内で落ち着いていられることは
大きなメリットになります。
反対に、ゲージ内で落ち着かない、興奮してしまうと
様々なトラブルを引き起こしますので
早期に慣れてもらえるようにしつけましょう。
キャリーケース兼ゲージにしても構いませんが、キャリーは
移動のためのもので、体を回転できるほどの余裕があれば
重くて不便になるため大きすぎない方がよく
反対にゲージは体を伸ばしてしっかりと休んでいても空いたスペースが確保できるほどの
大きなサイズである必要があります。
可能であれば別々に用意しておきましょう💡
●おもちゃ
子犬時期はたくさんのものをかじって、
味や形・硬さなどを学習していきます。
人の手も最初はおもちゃのようにかじってきますが
噛み癖に発展しないよう
遊びのための道具はしっかりと用意してあげましょう。
<NGなおもちゃ>
千切れやすいもの、小さいもの、硬すぎるおもちゃ(鹿のツノ、蹄、ヒマラヤチーズなど)
これらは、誤食や、歯の損傷につながる恐れがあるため推奨できません。
<オススメのもの>
ゴングなど、知育用のおもちゃはしつけなどにも役立ちます。
ロープなどは噛むことで歯磨き効果も期待できます。(ほつれに注意!!
⭐️一人遊びさせると、時には夢中になって壊して飲み込んだりしてしまうことがあります。
そうならないように、おもちゃのサイズや
壊れやすくなっていないかなど十分に注意しましょう
●食事
成長期の食事はとっっっっっっても重要です!!
小さい頃からおやつやカップラーメンばかり食べて
育てられる人間はまずいないですよね?
人に比べて成長が早いため、
ご自宅に迎え入れる頃には人で言う離乳食を食べる時期は
ほとんど終わり、大人と同じ食事をとることができるようになっています。
しかし流石に成犬に比べて腸管の細胞や組織は未熟であるため、
消化に悪いものの暴飲暴食はNGです。
しかし反面、成長に必要な栄養はしっかりと取る必要があります。
そのため、
- バランスが良く、
- 成長期に取るべき栄養素が豊富で(タンパク質やカルシウムなどのミネラル・ビタミン)
- 消化に良い食事
をとっていく必要があります。
おやつ中心の生活は絶対NGです。
ほとんどの方が飼い始めた際には購入したところでもらった食事を
与えることになると思いますが、
残念ながらブリーダーやペットショップでは
その時々により売り出したいフードや、コストパフォーマンスを
重視した食事が与えられている場合が多いため、
必ずしも良いご飯ではありません。
可能な限り、ご自分で下調べをして、良いフードを選ぶことを推奨します。
*特定のメーカーを推奨することはこの記事では避けさせていただきます。
猫の場合
猫ちゃんでは、わんちゃんより少しシンプルですが
- ケージ(成長に合わせ2段や3段にできるものが好ましい)
- 食器(陶器やステンレス製のもの)
- 食事(犬の場合と同じことが言えます!)
- トイレ、猫砂
- おもちゃ
- キャリーケース
を用意しておけば良いでしょう。
猫ちゃんでは、特に水飲み場とトイレ、休息場所に
特に気を配ってあげましょう。
各アイテムのポイントを紹介していきます。
●ゲージについて
家の中を自由にさせるのが多い飼い方かもしれませんが
ゲージを用意する場合には運動不足にならないように大きめのものを
用意してあげましょう。
基本的に自由に動きたい、活発な動物であるため、
完全にゲージ内の飼育は向きません。
ゲージを用意する場合には
本人が落ち着ける場所であるかどうか
が最も重要だと思います。
関連して、休息場所ですが
ゲージ内が本人にとって安心できる場所であれば良いですが
- 人の出入りが少ないところ
- 隠れられる場所、静かな場所
- 窓など景色の見える場所の近く
- 高めの場所
を好む傾向が多いです。
反対に、
- 人通りが多く、いつどこから何が来るかわからない場所
- うるさい場所(家電の稼働音なども)
- 自分からは見えないのに急に人が来る場所
- 隠れるスペースのない空間
はストレスを感じやすい場所です。
こういった環境にゲージやトイレを設置するのは
好ましくありませんので
注意しましょう💡
●トイレ、猫砂
トイレは、体より1.5倍以上のサイズを用意してあげましょう。
体を隠したり、立ってすることを好む性質があるため
ある程度深さがあるものが良いでしょう。
猫砂はその子によって好みがありますが、鉱物系のチップを好む猫が多いと
されています。
ですが、個人的には尿を吸収しないタイプのものや
ペレットタイプのものでも良いと思っています。
尿で固まるタイプはお手入れはしやすいですが、
尿量がわかりにくかったり、血尿がわかりにくかったり
おしっこの採取が難しかったりというデメリットもあります。
●水飲み場とトイレの数について
よく言われていることですが
飼うご予定の猫の頭数×2を最低用意してあげることが
良いと言われています。
(可能であれば頭数×2+2)
水飲み場は平たいお皿が好きな子が多いと言われていますが
絶対ではないため、いくつかの種類の食器を用意する
と良いでしょう。(ウォーターファウンテンタイプも可)
●キャリーについて
犬とは違って、頻繁にお出かけすることは
ないでしょう。
しかし、病院への移動や災害避難時などでは
キャリーに入ってもらう必要があります。
選ぶ際のポイントとして、
- 暴れても容易に壊れないもの
- 中で寝転べるくらいのスペースがあるもの
- 上から横からも開け閉めできるもの
を選んでいただくと、使いやすいと思います。
*キャリーでご移動中に守っていただきたいこと
猫ちゃんは普段は大人しくても恐怖で豹変し
パニックを起こすことがあります。
しっかりと安全が確保できるところ以外では
絶対に出さないようにしましょう。
事故や脱走の元になります。
●おもちゃ
ねこちゃんは単独で狩りを行う
習性がある動物です。
遊ばないと運動不足やストレスが溜まる
という状態になってしまうため
定期的にものを追いかけて捕まえたり
など活発に動く遊びを
取り入れてあげましょう!
- レーザーポインター
- ネズミの自走式おもちゃ
- 紙をまるめたもの
- 紙袋
- ねこじゃらし
などは猫がよく好みます。
紐のついたおもちゃはちぎられて
紐ごと食べられることがないように十分に注意し、
お留守番中に手が届かないようにしておきましょう。
おわりに
準備編だけでかなり長くなってしまいました💦
大事なことがありすぎて、
これでもまだ省いたことがたくさんあります😅
なにより飼う方の環境によって
できること・できないことはかなり変わってきます。
新しい生活がより安全で楽しいものに
なりますよう、今回の記事が少しでも
参考になれば幸いです☺️