こんにちは!芋沢院の榎原です☀️
ブログのネタを考える時に
看護師さんに
「好きな臓器はどこですか?」
と聞いたらドン引きされました。
さて今回から、また新シリーズでいきたいと思います!
題して、臓器別の病気解説!🎉
第一回目は看護師さんのリクエストで
「副腎」
にしました笑
副腎ってどこ?
そもそも副腎って言われて、
あー、ここのあの臓器ね!
ってわかる方ってどのくらいいるんでしょう?
結構マイナーな臓器と思います。
(中医学では出てきません🤔)
副腎は、お腹の中にある臓器で、
腎臓のすぐそばにある
左右一対の小さな臓器です。
腎臓のすぐそばにあるので
「副」腎
というのか、まぁわかりやすいネーミングです笑
形や大きさ
犬では大体厚さ6〜8mm以下、幅1cm程度の大きさで
左はピーナッツ型、右側はカンママーク型(,)
をしています。
病気になるとこの厚さが厚くなったり、
逆に薄くなったり
形がまんまるに崩れたりします。
何をする臓器?
この臓器の機能は、
ずばり、ホルモンの産生と分泌です。
特に重要なホルモンは
「糖質コルチコイド」
いわゆる、ステロイドホルモンです。
副作用の多い薬のイメージの
代表格「ステロイド」ですが
元はと言えば、体内で正常に分泌されているホルモンであり、
ストレスに対する抵抗力を高めたり、
血糖値を上昇させたり、過剰な炎症反応を抑えたり、
生体には欠かせない働きを多く持っています。
他にも、排尿・血圧維持・ミネラルバランスの維持に関連する
「鉱質コルチコイド」
や
血圧や闘争状態、血糖値に深く関連する
「アドレナリン」「ノルアドレナリン」
を分泌します。
まとめ
・副腎とは、お腹の中にある腎臓のそばの小さな臓器
・ステロイドホルモンをはじめ、重要なホルモンを出す臓器
次回は病気について説明します^^