こんにちは!芋沢院の榎原です☀️
ダイエットが少しずつ成果がではじめて、3kg痩せてハッピーです笑
現在動物のダイエットキャンペーンも行っていますので
あなたも一緒に頑張りませんか?😁
さて今日は、先日インスタグラムでも紹介した
凍結療法について、
少し詳しく解説したいと思います!
凍結療法とは?
−89度のとても冷たいガス(N2O:液化亜酸化窒素)を
処置したい病変部へ噴射することにより
患部組織を凍結させ、細胞の凍傷壊死を引き起こし
自然脱落させる方法です!
特徴
本手法の最も良い点は、無麻酔、短時間で実施できると言う点です。
皮膚を切ったりすることなくイボの除去が可能なので
出血のリスクがありません。
無臭で痛みもほとんどないため、
動物も非常に受け入れやすい治療方法です!
適応できる病気
・体表や眼瞼に出来た小さな良性腫瘍
・診断の付いた限局性の腫瘍病変
適応ではない病気
・悪性腫瘍の疑いがある腫瘤
・手術が可能な大型腫瘤(通院回数と費用対効果によっては推奨しない)
使用する器具について
このようなガスを噴射する器具を使用します。
腫瘤の大きさに合わせて、先端のチップを変更し、
ガスの噴射量を調節しています。
8mmくらいまでの腫瘤では高い効果が期待できます。
ガスを噴射する様子。
先端から白い蒸気の様なガスが噴射し、当たったところが白く凍っていきます。
生体では、この白くなったところの細胞が
凍傷を起こし、壊死するため、自然と脱落・縮小していきます。
治療期間
一回の噴射の後、2週間後に再診し、腫瘤がまだあれば再噴射します。
これを平均2〜3回繰り返せば目立たなくなり終了です⭐️
経過観察期間の様子
凍結療法を実施すると、一過性にイボが浮腫といって
水膨れのような状態になります。
その後、浮腫が引いてくるとともに表面がカサブタになり、
7日から14日ほどでそれが取れて小さくなります。
・小さい出来物が気になるけど、麻酔をかけてとるのには抵抗がある
・高齢であったり持病があって麻酔に不安があるため、麻酔をかけずになんとかしたい
と言う方に検討していただきたい処置です🤔
出来物が小さいうちにご相談ください!
Instagramでは、実際の処置の様子を動画でご紹介しています😊
ぜひそちらもご覧ください!